ジャパンシステムと熊本県天草市、自治体業務におけるRPA適用の実証実験を実施｜BPO/RPAのことならBPO/RPA総研

ジャパンシステム株式会社は、2019年3月19日、自治体業務におけるRPA適用の実証実験を、熊本県天草市と共同で実施したと発表した。

ジャパンシステムは、セキュリティ事業や公共向け事業などを展開している企業。同実験では、RPAテクノロジーズ株式会社のRPAソフトウェア『BizRobo！ Basic』が採用されている。

今回の実証実験をジャパンシステムと共に実施した天草市は、生産年齢人口が減少し、限られた財源と人的資源の中で住民サービス向上を求められていた。

そこで同市は、ICTの活用による業務効率向上を企図。RPAを自治体業務に適用すべく、2018年12月から2019年2月にかけて、ジャパンシステムと実験を行った。

同実験では、管財課における公共料金関連業務と、健康増進課における健康診断関連業務に、RPAが導入された。公共料金関連業務でRPAは、52.4%という稼働時間削減率を達成。健康診断関連業務では、77.5%～87.1%を達成した。天草市からは、「入力ミスの精神的重圧から解放された」「定型的な事務処理から職員を解放することができる」といった声が寄せられたという。

今回の実証実験における結果についてジャパンシステムは、RPAの導入が自治体業務でも自動化・省力化を実現することを証明できたと自負。また、『BizRobo！ Basic』についても、自治体業務における適用可能性が実証されたとしている。

同社は今後、この実証実験で獲得した知見を活用し、全国の自治体を対象とするRPA導入支援やサポートサービスの提供を加速させるとしている。

（画像はプレスリリースより）

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▼外部リンク

天草市にて「BizRobo！」による『自治体業務のRPA適用実証実験』を実施 - ジャパンシステム株式会社
https://www.japan-systems.co.jp/news/2019/190319.html