NTTドコモ、RPAとOCRを組み合わせた農業界向けソリューションを4月提供開始｜BPO/RPAのことならBPO/RPA総研

株式会社NTTドコモは、RPAとOCRを組み合わせた農業界向けのソリューションパッケージの提供を、2019年4月1日より開始する。

同サービスは、パソコン上の定型業務を自動化するRPA『WinActor』と、手書き文字をデータ化するOCRを組み合わせることで、人手不足が深刻化している農業界において「働き方改革」を推進するというもの。

近年、農業界の人手不足は深刻化しており、注文から納品に至る受発注事務作業の負担が特に課題となっていた。

こうした課題の解決に向けてNTTドコモは、RPAとOCRを組み合わせたソリューションの実証実験を、山口県の下関農業協同組合（以下「JA下関」）と共同で2018年7月より開始。農家からJA下関へ集められた手書き注文書の処理について、自動化に取り組んできた。

この実証実験では、OCRによる手書き注文書のデジタルデータ化と、RPAによる入力作業の自動化に成功。予約注文作業時間を80％削減し、その効果として水稲の予約注文数20％増も実現した。

実証実験の成功を受けてNTTドコモは、同ソリューションパッケージの全国の農業協同組合における提供を決定した。パッケージには、OCRソフトウェアや『WinActor』ライセンスの貸し出し、各種初期設定や操作に関する研修、そしてRPAシナリオ構築支援などのサポートが含まれている。

NTTドコモは今後も、顧客がより快適に利用できるサービスを提供するとしている。

（画像はプレスリリースより）

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▼外部リンク

RPAを活用した農業界向け働き方改革ソリューションを全国に提供開始 - 株式会社NTTドコモ
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