導入企業、5.5％。リアルインサイト、「日本の中小企業のAI導入状況」調査を実施｜BPO/RPAのことならBPO/RPA総研

株式会社リアルインサイトは、「日本の中小企業のAI導入状況」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年3月5日に発表した。

同社は、インターネットメディア事業などを展開している企業。同調査は、同社開催のAIセミナーにおいて参加企業のAI／RPA導入率が極めて低かったことを受け、実施されたもの。全国の中小企業506社が、調査対象となっている。

同調査によると、現時点においてAIを社内へ導入している中小企業は、全体の5.5％に過ぎなかった。導入率が一番高かった業種は、導入率16％の教育・学習支援関係。次点には、IT・通信関係・情報サービスなど4業種が同率12％でつけている。

「AIに対する知識があるか」という質問に対しては、「どちらでもない」「あまりない」「全くない」という回答の合計が、全体の59％にまで達した。しかし、「会社にAIを導入したいか」という質問では、全体の59パーセントが「将来的に導入を検討したい」と回答している。

これらの結果からリアルインサイトは、中小企業の多くは現在、AIに対する知識はまだ乏しい状態にあると考察。しかし同時に、将来的には自社にAIの導入を考えている企業も多い点に注目している。

導入コストなどの点からAI導入を躊躇している中小企業の役員・管理職の意識も、AIを学ぶ機会が増加すると変化する可能性があると、同社は分析。AIの知識が世間一般にさらに広がれば、状況は大いに変わっていくと予想している。

（画像はプレスリリースより）
（株式会社リアルインサイト調べ）

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全国の中小企業を対象にしたAI導入率と意識調査の結果 - 株式会社リアルインサイト
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