RPA連携による業務効率化も支援。日立、「JP1 Version 12」販売開始｜BPO/RPAのことならBPO/RPA総研

株式会社日立製作所は、2019年1月23日、統合システム運用管理ソフトウェア『JP1 Version 12』の販売を開始した。

『JP1 Version 12』は、国内運用管理ソフト市場でトップクラスの実績を有する『JP1』の最新版。RPA（Robotic Process Automation）の利用を含む業務プロセス自動化を新たに可能にしたことで、企業のデジタル変革を支援するとしている。

昨今、多くの企業でデジタル変革の取り組みが加速しており、AIやRPAなどのテクノロジー活用も推進されている。こうした状況においてIT部門は、経営判断などの意思決定につながる情報全体の「見える化」と共に、「IT運用の自動化」といった業務プロセスの最適化も期待されるようになった。

今回販売が開始された『JP1 Version 12』は、こうした状況へ対応すべく、様々な機能を強化。各種クラウド環境でのさらなる運用性向上や、多様なIT環境全体の可視化を新たに実現した。全社を横断した業務プロセスや、それを支えるIT環境の運用状況を俯瞰的に把握することができるため、意思決定の迅速化や業務プロセス改革の支援が可能になったという。

『JP1 Version 12』はまた、RPAを利用する業務部門やIT部門など部門をまたがった業務プロセスの自動化や進捗管理も可能となった。クライアント環境で多種多様なRPAが実行する定型業務なども、実行順序や状況をふまえ統合的に管理することで、企業全体の業務効率向上を促進するとしている。

日立製作所は今後も、企業のデジタル変革に向けて、IT運用の最適化・自律化に貢献するとしている。

（画像はプレスリリースより）

▼BPO総研
https://bpo-soken.com/


▼外部リンク

統合システム運用管理「JP1 Version 12」を販売開始 - 株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2019/01/0122.html