モンスター・ラボ、神戸市でのRPAツール「Monstar Robo」導入実証実験、結果を発表｜BPO/RPAのことならBPO/RPA総研

株式会社モンスター・ラボは、2018年12月4日、神戸市にて実施された同社製RPAツールの導入実証実験について、その結果を発表した。

同社は、RPAツール『Monstar Robo』の開発・提供などを手がける企業。この導入実証実験は、神戸市の保健福祉局・高齢福祉部・国保年金医療課にて、レセプト（診療報酬明細書）のチェック業務削減する形で、本年7月から10月にかけて実施されている。

国保年金医療課は、子どもへの医療費の助成制度などを運用している部署。医療機関から送付されるレセプトの請求に基づいて診療に対する助成を行っており、その件数は毎月20万件にも達する。しかも、請求の中には様々な間違いが含まれている場合も多く、そのチェック業務に多大な時間がかかり、職員の負担となっていた。

神戸市にて実施されたRPAツールの実証実験では、職員が行っているチェック作業を整理・分析した上でツールを構築し、チェック業務の効率化・短縮化が目指された。結果、年間で最大459時間のチェック作業が削減できる見込みになったという。

モンスター・ラボのRPAツール『Monstar Robo』は、ツールそのものの提供のみならず、業務の「見える化」や業務の効率改善といった側面支援も専門のコンサルタントが包括的に行うというもの。自社開発ツールであるため、利用者のニーズに合わせた新機能追加も可能であり、導入が容易な価格帯での提供も実現している。

同社は今後も、より創造的な業務に人員を配置できるよう、人々の仕事をサポートするとしている。

（画像はプレスリリースより）

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RPAツールを用いた実証実験を実施しました - 株式会社モンスター・ラボ
https://monstar-lab.com/rpa_181204/