高度なセキュリティでドキュメントを管理するクラウドサービスが提供開始｜BPO/RPAのことならBPO/RPA総研

デジタルハイブリッドを活用しながら、ビジネスフォームに関する製品開発を展開するトッパン・フォームズは7月30日、ドキュメント管理を高度なセキュリティで実現するクラウドサービス、「DocValue Standard（ドックバリュー　スタンダード・以下、同サービス）」のベータ版を同日より提供開始した。

なお、正式版の提供は8月27日を予定している。

同サービスの特長は、高い堅牢性を有していることだ。

同サービスを利用する際は、同社のデータセンターと専用線を用い、プライベートクラウド方式によってドキュメントを保管するが、ドキュメントの保管においてはデータベースが暗号化されている。

これによって、堅牢なセキュリティが実現することから、個人情報を含む書類や契約書などの機密書類を安全に保管することができる。

また、同サービスは、ドキュメント管理に必須となる「登録」、「検索」、「差分表示」に絞って汎用化されていることから、低価格と短期間での提供が実現した。

さらに、ダッシュボード機能により、登録ファイル数や総データ容量などの情報が可視化されたほか、利用人数の制限がない「ユーザーライセンスフリー」であるため、企業において小規模に導入したのちに、大規模に展開することも可能だ。

同サービスの販売価格は、初期費用30万円（税抜）、月額費用15万円（税抜）。利用可能ストレージは100GBだが、追加料金を支払うことによって、最大1TBまで拡大できる。

同社は2020年度までに、ライセンス販売数500、売上10億円を目標としている。

（画像はトッパン・フォームズより）


▼外部リンク

トッパン・フォームズ（プレスリリース）
http://www.toppan-f.co.jp/news/2018/0730.html